低価格で高機能。カスタム自由な EC システム

MTコマースを利用したECサイト構築のTips 第1回目

MTコマースを購入されたお客様や購入を検討いただいているお客様から、ECサイトの構築に関して多く寄せられるご質問について、Tipsとしてこちらでご紹介いたします。
第1回目の今回は、テンプレート構築に関するTipsです。各テンプレートで取得できるテンプレート変数の確認の仕方と、取得方法をご紹介いたします。

MTコマースは、商品情報や会員情報、注文情報などを Movable Type のテンプレートを通して取得できるように 、独自のテンプレートタグを用意していますが、実は各テンプレートで取得できる情報は、マニュアルに記載されているテンプレートタグから取得できるものだけではありません。

MTVarタグによるテンプレート変数の取得

MTコマースは、ECサイト上の各ページに必要な情報を、テンプレート変数に渡しています。これらの情報を MTVar タグで取得することができます。
MTVarタグの利用方法は、Movable Type のマニュアルをご参照ください。

Movable Type テンプレートタグリファレンス

テンプレート変数の確認方法

それでは、テンプレート変数をどのように確認するか。その方法を記載します。
まずは、環境変数 DebugMode を設定します。

DebugMode 1

その後、MTコマースが出力するECサイトの各ページにアクセスすると、下記のような 「Django Debug Toolbar」 が表示されます。

メニュー上にある「Template Vars」をクリックすると、表示しているページを生成しているテンプレートから取得できるテンプレート変数を確認することができます。

テンプレート変数の取得方法

例えば、レジの配送先選択ページ上で、テンプレート変数を確認すると、配送先情報だけではなく、注文情報や、会員情報も参照できることが分かります。
各変数の値は、配列とハッシュテーブルの形で格納されているものもあります。

配送先選択ページにて、上記テンプレート変数を利用して会員氏名を表示するには、下記のようなタグを記載します。

<mt:var name="member{name}" escape="html" />

このように、デバッグモードを利用することにより、MTコマースが用意しているテンプレート変数を確認することができます。
テンプレートを利用して各ページをカスタマイズする際は、是非ご活用ください!

作成日: